葱とモリ子のヨーロッパ旅行vol.3 〜バチカン市国行くぜ編〜
2014年にイタリア、スペインを幼なじみのモリ子と一緒に旅した時の話。を今頃記事にしています!
こちらにまとめています→【葱とモリ子のヨーロッパ旅行inイタリア&スペイン まとめました】
バチカン市国…
それはキリスト教の総本山、
パスポートもいらん世界で一番小さな国です。
左に見えるのがバチカン市国のバチカン美術館です。
40分弱なんですが、バチカン市国無事に着きました!
イエーーーー結構歩いたけど
入館時間内に着いて良かったーーーーー
どうでもいいんですが、
さっきから「バチカン四国」と変換されて
いっぺんに島国感が湧いてきます。
頼むよMac!!!!これイタリアの話なんだよMac!!!
「バチカン美術館」
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロの作品など
だれもが1度は見たことある絵画がある大きな美術館ですねん。
美術館内の「ピーニャの中庭」にたたずむパイナップル!
「うわーいパイナップル!!!!」と
テンション上がったんですが、松ぼっくりらしい。
松ぼっくりにしろパイナップルにしろ、シュールなんですが
なんだか神々しい松ぼっくりです。
ピーニャ=松ぼっくりという意味らしい。
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「すげえ…すげえ……」言ってたら
うっかり写真あまり撮れておらず、悔やましいす。
おのれ3月のあたしめ!!!
息子たちとともに、
海蛇ににょろにょろ殺されるラオコーンおじさん(ギリシャ神話の方)
…という、高校時代のざっくりした世界史の記憶だけで存じておるんですが
教科書で見た物が目の前に現れると
「ヒャー!!ラオコーン様ーーー!!!」と
まるで古参ファンのようにテンション高まってしまうこの気持ちはなんなんですかね!!
おかげで 体ぐねったラオコーンおじさんの写真がもの凄い枚数あります
とか。
もうええ。
ラファエロの有名な「アテナイの学堂」も
バチカンにあります。
これ、壁のほぼ天井側に描かれておるんですが、
この写真の下に、ものっっっっっっそい数の天井を見上げる人たちがおるんです。
人に埋もれながらなんとかこの写真撮ったんですが
やっぱり皆しっかりみたい見たいよね。これはね!
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美術館内には、システィーナ礼拝堂があり、
ここにはミケランジェロの「創世記」「最後の審判」などが壁画にみっちり描かれております。
ものっっっっそい細かくて
「ミケランジェロ疲れたろうなこれ…首痛くならんかったかな」と
気遣いたくなるくらいの壁画みっちりです。
ここシスティーナ礼拝堂は、「写真撮ったらアカン」だったんですが、
バチカンのウェブサイトからパノラマ画像が見れますねん。
こんな!→システィーナ礼拝堂
だったよ!
↑リンク飛んだらいきなりパノラマです。
パソコンから見た方がいいかもです。(大き過ぎるけえ)
細かいところまで見れるから是非とんでみてください~~!
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美術館内、
「うぉおおおおおお これ見たことある!!!」と
テンション上がるゾーンもあれば、
もちろん大きな美術館ですから
「……すごいねー」フーン…とやさしい目を浮かべてスッと巡るゾーンもあるわけで。
ドゥーーーーン
見ていてついついネタに走ってしまうゾーンもあるわけです。
↑この上裸のおじさんは
きっと何かの神様だと思うんですが、
布に描かれていてもんのすごいインパクトだったのでカメラに納まってもらいました。
神、キャラ強過ぎますわよ!!!!!!
石膏、像ゾーンは
「うぉおおおお!」てなる方は、すごくなると思うんですが
詳しくない人間にとっては
「ほう…ほう……次、 …ほう…これ ええ顔しとるね」と、なんかざっくりした感想しか出てこず、
これなんて
自分の足に五寸釘みたいなの突きつけてて
みたいな
めんどくさいだだっ子にしか見えなくて、
モリ子と一緒に館内で苦しくなっていました(腹筋崩壊)
自暴自棄に陥ったような、空腹でやる気を失ったような表情をしております。
消化器
なんで前に置いてあげたし!!!!!!!!
美術品多すぎるのか、結構堂々と作品の前にこういうの置いてありますねん(ウワー)
この「俺もういいよ感」漂う表情の意味が分かった気がします。
別名『俺はまだ本気出していないだけ』。
モリ子と美術館や美術品に触れる機会があると
基本、一般的な目線で見る以外の方向に行ってしまうことが
よくあるなあと改めて思いました。
美術品リスペクトした上での曲がった目線だよ!
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美術館内は過去の美術品だけでなく、
最近の絵画も置いてあります。
こんな。
こういうタッチ好きだなー
「なにを描いてる」とか具体的にはわからないんだけど
すげえ好きです。
楽しかったヨーーーー
バチカン美術館!!
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美術館をしっかり堪能し、
バチカン市国といえば、「サンピエトロ大聖堂」!
なんつーか、もう圧巻です。
美し過ぎて
「ここで死んでも良い…」と
2人揃って開いた口が塞がらず
「オオ…オオオオ…」と終始うめいていました。(気持ち悪い)
…足もと。
テム…プルヴム ヴァチカンヴム…(読めん)
ここでも胸いっぱい過ぎて
写真あんまり撮ってなくて今更ガッデム!!となっております。
ドヤ顔のカモメさん。
かわいい…。
スーファミのボタンのような鮮やかな服着ていらっしゃるなと思っていたら
この方々、スイス衛兵さんなんですって!
かつてのローマ教皇(1500年くらいの方)が
「わしを守って!」いうてスイスから兵を召集したのが起源みたいで、
スイス衛兵の旗の色が、この鮮やかな服の色らしいです。
そうなんか…!
ちなみに、このバチカン市国付近では
ローマ教皇の写真がアイドルのブロマイドのように
至る所で売られていました。
「俺だけの教皇…!」という気持ちにさせてくれる
やさしい微笑みのブロマイドばかりでした。教皇…!
バチカン満喫…!!!!!
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すっかり陽も暮れ
腹も減ったし!夕飯食べたいよねえ…いうことで
モリ子が兼ねてからチェックしてくれていた人気のお店のある、
ゴヴェルノヴェッキオ通りいう
味わい深く、地元の方向けのお店が連なる通りに向かったのですが
時間も早く、ちょっと近くのカフェで時間つぶしても
明らかに時間が早かったので
「予約だけとってみようか…」いうて辞書片手にお店に突撃するも
…しかもちょっと冷たい感じに言われて
時間…時間も惜しい…… いうことで
泣く泣く「諦めよか…」いうことになって
諦めた直後の途中の道にそびえ立つハドリアヌス霊廟
「もう1店!!気になる店!!!」をチェックしてくれていたモリ子
(たくさんチェックしてくれていたモリ子ほんとありがとう…)
そこからカヴール駅まで向かい、
ジーザス
ハラヘリーニャ。
歩きまくって足も痛いし腹も減って
もうアカン。
とりあえずホテル近くまで行こう、
はよ風呂入りたい飯もその辺りの店でいいから!!!!!!!
いうことで、
壮大な回り道をして
結局ホテルの側のリストランテに入りましたん。
ネットで話題のお店ばかり検索してたので
なんの予備情報もなく入ったのですが
…おいしかったよ……!!!
とまあもうファンシーでたまらんかったんですが
なんの魚か忘れたけれども
ムニエル!!すんごいおいしかったす
そしてモリ子は大好物の
食べられるお花と言われる「アーティチョーク」を
店のガラス張りの皿の中に見つけ、
アーティチョーク↑
「アーティチョーク!!!食べる!!!
アーティチョークちゃん!!!タベル……!!!!!」
と目をかっぴらきながら注文しておりました。
アーティチョークなるもの
今まで食べたこと無かったのですが、
オリーブオイルでちょいちょい調理したアーティチョークちゃん(雑)
うんまかった!!!!!!
すげえ!見た目不思議な食べ物なのに!!!!
どっちかいうと、花というより
さっきバチカンで見たパイナップル状の松ぼっくりのようなのに!!!
オシャンティにワインと食べたいお味でした。
イタリア料理は日本人に合うよ……
この日食べた料理はどれも美味しかったです。
ニョッキは多かったけど!!美味しかった!!!
普段200歩前後しか自宅で歩かないというのに、
この日から毎日ほぼ2万歩歩くという
「壮大なヨーロッパ散歩」が私とモリ子の中で開催されるのでした。
3月15日、
明日はフィレンツェ行くよ!!!