【葱イラストパクリ事件 vol.14】〜裁判官から提案がありました編〜
これまでの関連記事はこちらにまとめています → 【葱イラストパクリ事件 まとめました】
葱の描いた鈴木誠也氏イラストを使って商品作って売っちゃったよテヘペロ!いう方を「コラコラなにしとるんじゃい」と弁護士の呉先生と一緒に成敗するお話(ノンフィクション)です。
11月22日(水)、この日、第4回口頭弁論でした。
そう、
もちろんこの日も! やはり被告S氏は出頭せず!!!
だと思ってたけどね…
すっかり慣れっこだよね…(歯ぎしりギリギリ)
今回は
- 被告の準備書面に対する反論
- イラストレーターきざみ葱の陳述書
以上2点を裁判所へ提出しました。
1は、↓前回前々回の記事に書いた被告S氏のトンチンカン主張、
【葱イラストパクリ事件 vol.12】〜第3回口頭弁論S氏出席前提の日程にもかかわらず来ません編〜
【葱イラストパクリ事件 vol.13】〜あなたには日本語通じないのかしら編〜
それに対する反論です。
あまりに「なに言ってんだこの人」…な内容なので、これに反論するのもほんっっっっっっと疲れたよ!!!
こちらの回答はしごく真っ当な内容なので、ここに詳しく書くほどでもないです。
ほんと当たり前のこと書いたの。
2の陳述書では、私が、自身の主張も含め、思ったことなどを書いて、裁判所へ提出する書面です。
主に
- 美術に触れるようになった幼少期でのきっかけや、これまでプロのイラストレーターとしての主な職歴、実績を今日に至るまでの「経歴」
- 現在のイラストレーターとしての活動状況
- イラストの料金設定や著作権侵害による具体的損害、金額に算定しがたい損害など、S氏の無断使用という行為によって、いかに損害を被ったことについての「主張立証」
- イラスト等制作物の価格例を出して明確な金額の「損害証明」
- 今回の無断使用についての憤りの気持ち
……改めてすごい量だな!!!
以上の内容の書類を提出しました。
まさか裁判で、自身の幼少期のことだとか、前勤めてた会社で作った制作物の話が出ると思わなかったよね!!!
でも、大事な資料になりました。
ううむ、裁判…奥が深い…。
そして、裁判官からの提案
提出した書面を踏まえ、裁判官から
「話し合い…すなわち『和解』での解決の余地はないのか、考えてきてほしい」と提案がありました。
なるほど、和解。
誠実に回答する気もなく、日本語の通じないS氏。
堂々巡りで前に進まない現状………
たしかに個人的にも「そろそろ裁判所が結論出すしかないかなあ…」と思っていました。
最初にパクリが発覚したのが2月。
それからズァーーーーーーーーーーーーーーーーと時が経ち、気が付いたら11月ですもんね!!!
パクリ1件目の時は、スムーズに進んで、3ヵ月余りで解決に至りましたが
パクリ2件目の「悪あがき職人S氏」は、トンチンカン回答であがいてあがいてまだ解決してませんもん。
改めて、 フザケンナヨ~~~~~~~~~~
呉弁護士と相談して、
「和解、受け入れようか。」
裁判所のこの提案を受け入れることにしました。
和解の内容として
- 被告S氏が原告(弊工房イラストレーター)にイラスト料プラスアルファの金額を損害金として支払う
- 被告は謝罪する
- 被告は今後原告のイラストを一切使わない
S氏が和解を受け入れれば裁判は終わり、受け入れなければ裁判所の判決。
ドキドキしながら、次回口頭弁論期日は1月10日(水)です。
ああああああ胃が痛い…!
もう、長引かせたくないYOOOOO
解決か、まだ長い旅は続くか…!?
まて次回!!!